2008年 09月 11日
秋田県立横手高校 その2 |
横手高校は伝統ある男子校だったので校風はかなりバンカラ。
でもヤンキーな学校だったわけではなく、とにかく硬派な感じでした。
入学早々の4月には団歌練習というのがありました。団歌とは応援団の歌なんですが、全体の応援歌とそれぞれの運動部の応援歌があり、1年生は全ての歌の歌詞とメロディーを覚えなければいけません。
まずは始業前に応援団の怖い先輩が教室に来てクラス毎に指導。そんな日には遅刻なんかとんでもありません。そして、放課後は校舎の裏にあった丘(通称裏山。上の写真で校舎の右手に見えるところが裏山)で全校揃っての団歌練習。「声が小さい!」「きごえね〜!!」と応援団の団員に目の前で怒鳴られたりすることはザラでした。
応援歌によっては振り付けもあり、男子は学帽を振ったり学生服の前を開けたり閉じたりし、女子は右手に持った白いハンカチを振ったりしてました。そんな時に限って、学生服の下が本来の白いシャツじゃなくてチェックの色物だったりすると、かなり悲惨。「オメ〜は、団歌練習を何だど思っでるんだぁ」と怒鳴られ、全校生徒の前に引きずり出されること必至です。
普通に学生服に下駄を履いて登校している生徒もいましたから、昭和も終わりに近かったというのに戦前の旧制中学の時代にタイムスリップしちゃったような雰囲気だったんでしょうね〜。
歴史ある、古めかしい校歌は、厳かな雰囲気が大好きでした。 特に最後の「誉れを徽章の雲居にあげよ、忘るな剛毅の東北健児」という部分を思い出す度に、この高校の卒業生だということを誇りに感じます。(校歌のメロディーはこちら。でも、本当はこんなに速いテンポじゃな〜い。)
校歌の歌詞の中の「雲居」は学校の校章「青雲」(高い理想)を表しています。
校門を入ってすぐのところには「雲居の泉」と呼ばれる湧き水がありました。(今も湧き水かどうかはわかりませんが…)時々、大腸菌検出騒ぎがありましたが、夏の部活の後はこの水をごくごく飲んでいました。 これは「雲居の泉」今飲んでも美味しいと感じるんでしょうか。(その3に続く、多分)
でもヤンキーな学校だったわけではなく、とにかく硬派な感じでした。
まずは始業前に応援団の怖い先輩が教室に来てクラス毎に指導。そんな日には遅刻なんかとんでもありません。そして、放課後は校舎の裏にあった丘(通称裏山。上の写真で校舎の右手に見えるところが裏山)で全校揃っての団歌練習。「声が小さい!」「きごえね〜!!」と応援団の団員に目の前で怒鳴られたりすることはザラでした。
応援歌によっては振り付けもあり、男子は学帽を振ったり学生服の前を開けたり閉じたりし、女子は右手に持った白いハンカチを振ったりしてました。そんな時に限って、学生服の下が本来の白いシャツじゃなくてチェックの色物だったりすると、かなり悲惨。「オメ〜は、団歌練習を何だど思っでるんだぁ」と怒鳴られ、全校生徒の前に引きずり出されること必至です。
普通に学生服に下駄を履いて登校している生徒もいましたから、昭和も終わりに近かったというのに戦前の旧制中学の時代にタイムスリップしちゃったような雰囲気だったんでしょうね〜。
歴史ある、古めかしい校歌は、厳かな雰囲気が大好きでした。
校歌の歌詞の中の「雲居」は学校の校章「青雲」(高い理想)を表しています。
by emmynyaa
| 2008-09-11 18:33
| 想い出